今日帰宅中に満月がきれいでした。
BCの時代、明治より昔の日本はこの月を基準とした太陰暦という暦を使用していました。
月の満ち欠けを基準としたカレンダーですね。
自分を含めた現代の人にはなじみが全くありませんが日本史を考える上ではちょっと知っておきたい知識の1つです。
月は完全に見えない状態から徐々に大きくなりやがて満月になります。
そして満月からは徐々に小さくなりまた見えなくなります。
このサイクルが29日ないし30日です。
最初の月が見えない状態を毎月1日とします。
この見えない状態の月のことを朔(ついたち)といい、1日のことを今でもツイタチと言います。
少しずつ大きくなり、3日目には細長い状態の月になります。いわゆる三日月(みかづき)ですね。
その後、15日目には満月になります。
昔の暦では、月齢カレンダーを調べなくとも、毎月15日は必ず満月でした。
その名残で今も満月のことを十五夜(じゅうごや)と言います。
満月をピークに月はやがてどんどん小さくなっていき、29日目もしくは30日目にはまた見えなくなります。
このサイクルを1ヶ月としていました。
だからこの約30日のサイクルのことを「月」と言うのですね。
そして29日目もしくは30日目のことを「晦日(みそか)」と言うのですが、1年の最後の日を「大晦日(おおみそか)」と呼ぶことも旧暦からきています。
ちなみに1ヶ月が29日の月もあれば30日の月もあり、これを12ヶ月で1年となりますが、これでは1年=365日には足りません。
長い年月が経過すると季節感がなくなってしまう恐れがあることから、だいたい30日ぐらいのズレができる頃に閏月(うるうづき)というものを1ヶ月加えて調整していました。閏月を入れた年は1年=13ヶ月になります。
現在は4年にだいだい24時間ずれるので閏年といって2月に1日足して29日が出現して調整していますが、あれの1ヶ月バージョンですね。
いつどこに閏月を入れるかは朝廷に決定権がありました。
以上マメ知識コーナーでした。
BCの時代、明治より昔の日本はこの月を基準とした太陰暦という暦を使用していました。
月の満ち欠けを基準としたカレンダーですね。
自分を含めた現代の人にはなじみが全くありませんが日本史を考える上ではちょっと知っておきたい知識の1つです。
月は完全に見えない状態から徐々に大きくなりやがて満月になります。
そして満月からは徐々に小さくなりまた見えなくなります。
このサイクルが29日ないし30日です。
最初の月が見えない状態を毎月1日とします。
この見えない状態の月のことを朔(ついたち)といい、1日のことを今でもツイタチと言います。
少しずつ大きくなり、3日目には細長い状態の月になります。いわゆる三日月(みかづき)ですね。
その後、15日目には満月になります。
昔の暦では、月齢カレンダーを調べなくとも、毎月15日は必ず満月でした。
その名残で今も満月のことを十五夜(じゅうごや)と言います。
満月をピークに月はやがてどんどん小さくなっていき、29日目もしくは30日目にはまた見えなくなります。
このサイクルを1ヶ月としていました。
だからこの約30日のサイクルのことを「月」と言うのですね。
そして29日目もしくは30日目のことを「晦日(みそか)」と言うのですが、1年の最後の日を「大晦日(おおみそか)」と呼ぶことも旧暦からきています。
ちなみに1ヶ月が29日の月もあれば30日の月もあり、これを12ヶ月で1年となりますが、これでは1年=365日には足りません。
長い年月が経過すると季節感がなくなってしまう恐れがあることから、だいたい30日ぐらいのズレができる頃に閏月(うるうづき)というものを1ヶ月加えて調整していました。閏月を入れた年は1年=13ヶ月になります。
現在は4年にだいだい24時間ずれるので閏年といって2月に1日足して29日が出現して調整していますが、あれの1ヶ月バージョンですね。
いつどこに閏月を入れるかは朝廷に決定権がありました。
以上マメ知識コーナーでした。