合戦に興味あるのに、公式の合戦ページをみたことがなくて、ななめ読みしてみました。

概要としては『日ノ本の覇権を巡り、「新政府」と「皇国」が各地で激突する大規模戦闘のことです。』だそうで、覇権とは覇道を以って統治・支配することで、覇道とは覇者が進む道、覇者とは武力によって勝者になった人や団体を指します。

よくスポーツでの優勝チームを覇者といいますが、戦って(試合をして)勝った者のことを今でも覇者といいます。


覇者と似た言葉で王者というのがありますが、王者とは徳を以って頂点に立つことで、今の日本で例えるなら内閣総理大臣は覇者、天皇が王者となります。その意味ではボクシングのチャンピョンを世界王者といいますが世界覇者のほうが言葉としては正確なのかもしれません。


元々、覇者・王者の考え方は中国で発生したもので、中国では時代が進むにつれて「覇者になれたのは元々徳があったからだ」という理論が生まれ易姓革命(王者の一族を武力で倒して覇者が王者になれる)理論となりました。日本には易姓革命理論は発生せず、古代から天皇が徳と血統において現代にまで続いています。


BCでも合戦で勝利し、勢力として覇者となるのが目的みたいですが、皇国は幼いながらも帝を擁しているようなのでどんなにがんばっても新政府は覇者、逆に皇国は王者(帝)が認定した正式な(?)覇者になる資格がありそうです。


現実の歴史では、徳川家康が江戸幕府を設立した時、武家政権なので覇者ということになりますが武力だけでなく思想上も江戸幕府に従うよう朱子学とう学問を公式な学問に制定しました。

朱子学の主(幕府)には絶対的に従うという部分に注目して導入したのですが、江戸時代を通じて学問を追求していく内に、「主」とは誰のことか、正当な「主」とは、といった議論がおこり、幕府は単なる覇者で王者は天皇という結論になった水戸学が発展して朱子学そのものが倒幕理論になってしまうという皮肉なものになりました。


BCの合戦では勢力間の決着がつくことはないので新政府・皇国どちらも覇者にはなれないのですが、もし新政府が最終的な勝者となってもその政権は短そうですね。



なんかどうでもいい話が長くなりましたが、昼の12時、14時合戦に参加しました。

どちらの勢力も人が少なかったのですが、人数が少ない合戦も楽しいですね。


あと今日休みをとったので相方が誕生日ケーキを手作りしてくれました。
スポンジから生クリームから全て手作りで、毎年なんらかのことをしてくれるのでありがたいです。

1つ問題点を挙げるとすれば、今日は誕生日ではないということぐらいです。